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モニターライトを探していて、BenQの「ScreenBar Halo 2」が気になった。でも、そこまで高価なライトが必要なのか。よく似た「ScreenBar Pro」では駄目なのか。
暗めの部屋で長時間PCに向かい、モニター後ろの壁もやわらかく照らしたいなら、Halo 2には選ぶ理由があります。一方、キーボードや書類が見やすくなれば十分なら、Proの方が無理のない選択です。
実は両モデルとも、前面照明の公称照射範囲は85×50cm(500ルクス)、中央照度は50cmの距離で1,000ルクス超。Halo 2の価値を、単に「Proより明るいライト」と捉えると、価格に見合う違いが分かりにくくなります。
Halo 2にお金をかける理由は、モニターの「後ろ」にある
普通のモニターライトは机の手元を照らします。Halo 2はそれに加えて、モニターの背面側へ光を広げる3ゾーン型バックライトを搭載しています。
例えば、部屋の照明を落として画面を見ていると、明るいディスプレイだけが暗い空間に浮かび上がりがちです。Halo 2なら前面でキーボードやノートを照らしつつ、背面の壁にも光を当てられます。画面の周囲を真っ暗にせず、落ち着いた作業環境を作りたい人には、この組み合わせが魅力です。
ライトは前面のみ、背面のみ、前後同時の使い分けが可能。書類を書くときは前面を中心に、動画を見るときは背面の光を使う、といった切り替えができます。
なお、背面の光がどう広がるかは、モニターと壁の距離や壁面の色・材質でも変わります。壁から離れたデスクなら、この機能の優先度は下がるでしょう。
ScreenBar Proとの違いは、明るさよりも照らし方と操作性
比較するなら、まず前面照明の基本性能がよく似ている点を押さえておきたいところです。
| 比較項目 | ScreenBar Halo 2 | ScreenBar Pro |
|---|---|---|
| 前面照明の範囲(500ルクス) | 85×50cm | 85×50cm |
| 中央照度(距離50cm) | 1,000ルクス超 | 1,000ルクス超 |
| 背面照明 | 3ゾーン型バックライトあり | なし |
| 操作 | 充電式ワイヤレスリモコン | 本体一体型タッチ操作 |
| 対応モニターの厚さ | 0.43~6cm | 0.43~6.5cm |
| 最大消費電力 | 15W | 8.5W |
| USBケーブル長 | 150cm | 180cm |
出典:BenQ日本公式の両製品仕様ページ。いずれもメーカー公称値です。
前面の広さや中央照度を重視するだけなら、Halo 2だけが有利というわけではありません。Proにも自動調光、自動点灯・消灯、広範囲を照らす非対称光学設計が備わっています。
逆に、背面照明と手元のリモコンを毎日使いたいかが、Halo 2を選ぶ大きな分かれ目です。ここを使わないなら、価格差を払っても体感できる変化は限られます。
手元で調整できるリモコンは、毎日の操作を変える
Halo 2には、表示付きのワイヤレスリモコンが付属します。モニター上部に手を伸ばさず、デスクの手元で明るさや色温度を調整できるのが利点です。前面と背面の明るさもそれぞれ調整できます。
色温度は2,700~6,500Kの範囲で細かく設定可能。昼間の作業では白っぽい光、夜には暖色寄りの光にするなど、時間帯や好みに合わせられます。
リモコンはUSB Type-C充電式で、メーカー公称の待機時間は約3か月です。実際の持ちは操作頻度などで変わります。
一方、Proは本体のタッチ操作だけで完結します。デスク上に操作機器を増やしたくない人には、こちらの方がすっきりします。リモコンを置くスペースや充電の手間も、Halo 2では考えておきたい点です。
自動調光と人を検知した自動点灯・消灯は、どちらも対応しています。これらをHalo 2だけの新機能と考える必要はありません。
取り付ける前に、モニターと電源を確認したい
Halo 2はモニター上部にクリップで固定するタイプです。メーカーが示す対応厚さは0.43~6cm、対応する湾曲率は1000R~1800R。Webカメラ用の取付アクセサリーも同梱されています。
ただし、背面が特殊な形状のモニターや、上部にカメラを設置済みの環境では、寸法と干渉を確認しておく方が確実です。
もう一つは給電条件です。Halo 2はUSB Type-Cで5V・最大3Aの電源を必要とし、最大消費電力は15W。
付属のUSB Type-C電源アダプターを使う構成なので、「モニターに余っているUSB端子から給電すればよい」とは限りません。机のコンセント位置と、150cmのケーブルで届くかも確認したいところです。
Proは最大8.5Wで、ケーブルも180cm。電源の取り回しや配線を簡単にしたい環境では、こちらの条件が有利になる場合があります。
初代ScreenBar Haloから買い替える価値はある?
旧「ScreenBar Halo」を使っている場合は、背面照明やワイヤレスリモコンが新たに加わるわけではありません。どちらも旧モデルから存在する機能です。
違いとして注目したいのは、メーカー公称の500ルクス照明範囲が旧Haloの63×40cmからHalo 2の85×50cmになっていること、背面照明が3ゾーン型になったこと、そして旧モデルでは単4電池を使用していたリモコンが充電式になったことです。モニターへの取付条件も変わっています。
今のHaloで手元と背景の明るさに不満がないなら、急いで買い替える必要はありません。
机を広く照らしたい、電池交換を減らしたい、取り付けに困っているといった具体的な不満があるかで判断するのがよさそうです。
Halo 2が合う人、Proで十分な人
Halo 2が合うのは、こんな環境です。
- 夜や薄暗い部屋でPCを使うことが多く、画面の背後にも光を回したい。
- 手元のリモコンで、作業・動画視聴などに合わせて照明を切り替えたい。
- 机の上に普通のスタンドライトを置かず、前面と背面の照明をまとめたい。
一方で、Proの方が合いやすいのは、こんな人です。
- 欲しいのはキーボードや書類を照らす明かりで、背面照明は使わない。
- 操作は本体だけで済ませたく、リモコンを増やしたくない。
- 低い最大消費電力、長めのケーブル、モニター厚の対応幅を優先したい。
モニターライトそのものを初めて検討するなら、いま使っているデスクライトで困っていることが何かも整理したいところです。
机がすでに十分明るく、設置スペースにも困っていなければ、買い替えない判断も自然です。
結論:手元だけでなく、画面の周囲まで照らしたいならHalo 2
ScreenBar Halo 2は、Proより前面照明が格段に明るいから選ぶ製品ではありません。
十分な手元の明るさに加え、背面の光とリモコンによる細かな調整まで求める人のための一台です。
デスクの背後に壁があり、夜にPCを使う時間が長いなら、Halo 2の特徴を活かしやすいでしょう。
机だけ照らせれば十分なら、Proの前面照明でもメーカー公称の広さと明るさは同等です。






